10.6限定ですが、WindowsのNTFSボリュームへ書き込みを有効にする方法です。10.6は、非公式でNTFSへの書き込みがサポートされているので、NTFS-3GやParagon NTFSなどを使わずに、書き込み可能にすることができます。
NTFSボリュームへの書き込みを有効にする
NTFS-3GやParagon NTFSを導入している場合は、事前にアンインストールします。最初にNTFSボリュームのUUIDを調べます。
$ diskutil info /Volumes/XP_bootC
XP_bootC
はボリューム名です。
下は実行結果です。赤字部分がUUIDになります。UUIDが無い場合は、ここは飛ばしてください。
Device Identifier: disk0s4
Device Node: /dev/disk0s4
Part Of Whole: disk0
Device / Media Name: Untitled
Volume Name: XP_bootC
Escaped with Unicode: XP_bootC%FF%FE
Mounted: Yes
Mount Point: /Volumes/XP_bootC
Escaped with Unicode: /Volumes/XP_bootC
File System: UFSD_NTFS_COMPR
Type: ufsd_NTFS
Name: Windows NT Filesystem (compressed)
Partition Type: Microsoft Basic Data
Bootable: Is bootable
Media Type: Generic
Protocol: SATA
SMART Status: Verified
Volume UUID: F53AD988-0554-4B2B-BE9C-0BC0407FAE8E
Total Size: 51.9 GB (51924434944 Bytes) (exactly 101414912 512-Byte-Blocks)
Volume Free Space: 39.5 GB (39475843072 Bytes) (exactly 77101256 512-Byte-Blocks)
Read-Only Media: No
Read-Only Volume: No
Ejectable: No
Whole: No
Internal: Yes
以下を実行し、 /etc/fstab
に設定を記入します。
$ sudo vi /etc/fstab
開いたファイルに以下を記入します。
UUID=F53AD988-0554-4B2B-BE9C-0BC0407FAE8E none ntfs rw
UUIDがなかった場合は、下のようにボリューム名を記入します。
LABEL=XP_bootC none ntfs rw
ほかにntfsボリュームがある場合は、上記の行程を繰り返します。
終わったら再起動し、書き込めるか確認します。
注意事項
今回のfstabを使う方法や、次のスクリプトを使う方法でntfsへの書き込みができるようになりますが、元々10.6はntfsの読み出ししかできないのではなく、書き込みの信頼性を保証できないからデフォルトでは書き込みを無効してるだけだそうです。
私の環境では、今回の方法を試した数日後 BootCamp上のWindows起動不可&外付けHDDを含む、全てのntfsボリュームのデータが消えました。
通常の使用下でも言えることですが、バックアップは必ずとっておいてください。MacでWindowsをバックアップするならWincloneがオススメです。
参考リンク:
Snow Leopard 標準機能で、NTFSフォーマットのボリュームを読み書き可能にする方法
10.6Enable native NTFS read /write support
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