MacからWindowsXPとVistaを丸ごとバックアップできるフリーのアプリ。バックアップだけでなく、起動可能な状態で復元もできます。Windowsとデュアルブートしている人は必須と言っても良いかもしれません。
[2012年1月8日追記]
Lionを使っている方や、Wincloneを日本語にしたい方は、以下リンク先の記事を参考にしてください。
Lionにも対応したWincloneの日本語化と使い方
※注意※
10.6とWindows 7の組み合わせだと、復元したときにエラーがでるそうです。 この組み合わせで何事も無く復元できた記憶があるんだけど…?
バックアップをとる場合
「Image」タブを選び、「Source」のプルダウンメニューよりバックアップを取りたいWindows形式(NTFSやFAT32)のボリュームを選び、下の「Image...」をクリックするとバックアップファイルの保存先を訊ねてくるので、任意の保存先を選ぶ。
↑画像クリックで拡大します。
ボリュームのサイズによって時間が変わってくるが、だいたい30分~40分くらいでバックアップが終了し、下の写真のような.winclone形式のファイルが作成される。
↑画像クリックで拡大します。
バックアップから復元する場合
「Restore Image」の「Select Image」をクリックするとウィンドウが開くので、復元したいファイルを選ぶ。
次に「Destination」のプルダウンメニュより、復元先ボリュームを選び、下の「Restore」を押すとバックアップの復元が始まるので、終わるまで待つ。
↑画像クリックで拡大します。
上の画像の「mount」をクリックすると「Destination」で選んでいるファイルをMacのデスクトップにマウントしてくれる。この状態だと、ドラッグアンドドロップでWindowsのファイルを弄れる。
下の画像はWincloneのメニューバー。
Rename Windows Partition
Windows形式のボリューム名変更。
Expand Windows(NTFS) Filesystem...
下の「Shrink Windows(NTFS) Filesystem or Image...」で縮小したのを元のサイズに戻す。
その他に、例えば30GBのボリュームを50GBに拡大してからバックアップしたのに、復元後、元の30GBに戻ってしまった場合、ここから50GBに拡大できるらしいです。
ちなみに、Windowsインストール後に容量を拡大したい場合は、以下のような感じで拡大します。
- Winclone等でバックアップ作成
- 当該ボリュームを初期化
- 任意のサイズのパーティションを作成
- データを復元する
Shrink Windows(NTFS) Filesystem or Image...
インストール済みのWindowsパーティーションを、可能な限り縮小します。
縮小後にバックアップすることで、バックアップファイルの容量が少なくできます。
公式サイトが閉鎖してしまっているので、ダウンロードリンクをいくつか張っておきます。
参考リンク:
MacOSXの新着アプリテスト記録とトラブルシューティング
Boot CampのWindowsパーティションのサイズを変更するには - パソコンよろずQ&A
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