Macとかの雑記帳

photo credit: Yutaka Tsutano via photopin cc

MacのハードウェアをテストするApple Hardware Test (以下AHT)。最近の機種はネット経由で実施できますが、古い機種ではインストールディスクが必要です。 これだとDVDドライブが故障したらアウトなので、AHTを移植して、ディスク無しでも使えるようにする方法です。

AHTを移植する

Intel-based Macs:Apple Hardware Test の使い方」を参考にAHTが入っているインストールディスクをセットします。私の場合 10.4 Tiger なので、Disk1 になります。

インストールディスクの /System/Library/CoreServices/ にある不過視ファイル .diagnostics がAHTの本体です。Leopard や SnowLeopard も同じ場所にあると思います。

mv_aht01

これを、OS側の /System/Library/CoreServices/ にコピーします。

$ sudo cp -R /Volumes/Mac\ OS\ X\ Install\ Disc\ 1/System/Library/CoreServices/.diagnostics /System/Library/CoreServices/

後は、 D を押しながら起動します。環境によっては option D の場合もあるそうです。

今回参考にした記事のコメント欄にもあるように、機種によって結果がまちまち(?)のようです。私の環境(iMac mid 2007、OS X 10.8.2)で試したところ以下のような結果になりました。

結果
内蔵HDDに入れたOSに移植した場合 AHT起動せず
USBメモリに入れたOSに移植した場合 AHT起動
USBインストーラーに移植した場合 AHT起動せず

微妙な結果ですが、緊急時に使うツールを自作してる方は、試してみてもいいかもしれません。容量を気にしなければインストールディスクを丸ごと複製した方が無難な気もしますが…。

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