Macとかの雑記帳

割と便利だと思う、Ubuntu上のアプリをMacで開く方法

Ubuntuにインストールしてあるアプリを、Macで開いて操作する方法です。SSHで接続する際に「Xフォワーディング」というオプションを使うと、Macに入っているX11でUbuntu上のアプリを開くことができます。

今更な内容ですが、SSHにこんな機能があることを知らなかったので。備忘録です。

SSHをXフォワーディングで接続

下のように、SSHのコマンドに-X(大文字のX)をつけて実行します。

$ ssh Ubuntuのアカウント名@IPアドレス -X

 

上を実行すると、SSHで接続する際に/アプリケーション/ユーティリティフォルダの中にあるX11が起動します。

Ubuntuにログインしたら、起動したいアプリ名を入れて実行します。例としてgeditをMacで開いてみます。

x11_01

 

UbuntuにインストールされているgeditをMacで開くことができました。

x11_02

 

Synapticパッケージマネージャ等、起動時にパスワードを求められるアプリを起動したい場合は、sudoをつけて実行します。

x11_03

x11_04

常にXフォワーディングで接続したい場合

頻繁にXフォワーディングで接続するのであれば、Mac側の/etc/ssh_configの設定を変更すれば-XをつけなくてもXフォワーディングが有効になります。

$ sudo vi /etc/ssh_config

 

ssh_configの23行目付近にあるForwardX11のコメントアウトを外し、下のようにyesにします。

x11_06

この設定を有効にすると、オプションを何もつけず普通にSSHで接続しても、常にXフォワーディングが有効になります。

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